クレンジングオイルの説明の前に知っておいて頂くべきこと。まずは皮脂。
皮脂とは?
皮脂を3つに分類すると
・ワックスエステル
・トリグリセリド
・その他
に分けることができます。
人の皮脂の場合「トリグリセリド」が一番多く「ワックスエステル」「その他」という順になります。
逆にわんこの皮脂の場合「ワックスエステル」が80%を占めていて、次いで「トリグリセリド」と「その他」が同じ位。
これは人と違い被毛が外部刺激に対抗しているからと考えられています。
各々の違いや働き方はややこしいのでここでは割愛。
わんこと人の皮脂は違うんだな~。くらいで次に進みます。
皮脂の効果
皮脂には皮膚のバリア機能と同時に殺菌作用があると考えられています。
しかし皮膚トラブルによって過剰に出てしまった古い皮脂や汗などの水分によって加水分解された皮脂は常在菌のエサになります。そうなると皮膚のバランスが崩れますね。
また夏場の湿度によっても皮脂が増える傾向にあるようです。
クレンジングオイルの種類
女性の方はよくご存知だと思いますがクレンジングオイルとは化粧を落とす時に使うアレです。
さらにクレンジングオイルを分類すると
・ミネラルオイル
・合成エステルオイル
・油脂
となります。
dogstarでは油脂のクレンジングオイルを使用しています。オリーブオイルやホホバ種子オイルやゴマ種子オイルなどが配合されています。
ちなみにマカダミアオイルはわんこが中毒をおこす恐れがあるので使用はNGです。
ご注意を。
クレンジングオイルの必要性
どんなに強いシャンプーを使ってもわんこの皮脂を完全に落とすことはできません。
なのでクレンジングオイル+シャンプーの利用が理想的。
しかし脱脂力の強いシャンプーとの併用は危険です。
クレンジングオイルで皮脂が落ちているため、さらに強いシャンプーを使うと皮膚刺激が強すぎます。
dogstarでは部分的に必要な子に対してクレンジングオイルを使用しています。たとえば耳や肛門の辺りなど。
皮脂が多く黒ずんで脂が溜まっている場所に使っています。
これは無料でおこなっております。
有料オプションで全身クレンジング(2000円~)もあります。
皮膚に問題のないわんこは年に1~2度さっぱりさせてあげるといいと思います。
シャンプーやクレンジングオイルを使って汚れや脂を綺麗に落とした後に大切なのが“保湿”です。
“保湿”これもめちゃくちゃ大切。
なのでまた別に書きますね。
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