ではそもそも界面活性剤とは何なのか?という話なのですが・・・
界面活性剤とは水と油などの異なる物質の境界(界面)に作用して、その境界の性質を変化させる物質です。
ではシャンプーなどの洗浄成分として知られている界面活性剤。どんな種類があるかご存知ですか?
界面活性剤のうち主要なものは。
・アニオン
・カチオン
・両性
・ノニオン
となります。
アニオンとは
シャンプーなど汚れを落とす界面活性剤として知られています。
これをさらに分類すると
①高級アルコール系
②石鹸系
③アミノ酸系
④その他
となります。
このあたりは人間用のシャンプーなどにも大きく記載されているのでご存知の方も多いと思います。
それぞれに特徴があり、それによって皮膚刺激が異なりますが長くなるのでここでは割愛しますね。
ちなみにアニオンは親水性がマイナスに帯電します。
カチオン
リンスやコンディショナーやトリートメントにはこの種類の界面活性剤が入っています。
親水性はプラス。カチオンでプラスに帯電した状態をアニオンで静電気の起きない状態に戻します。
ちなみに細菌の表面はマイナスに帯電しているのでカチオンを使用することで殺菌効果が期待できることもあります。
よって皮膚刺激は強め。
両性
プラスとマイナス、2つの親水性をもった界面活性剤。
アルカリ性領域ではアニオンの、酸性領域ではカチオンの性質をあらわします。
とても便利な界面活性剤ですが、その分洗浄力は弱め。そして皮膚刺激も弱め。
ノニオン
プラスとマイナスのどちらにも電離しない界面活性剤。
ノンイオンだからノニオン。
とてもマイルドな洗浄剤なので洗浄力は弱め。なので皮膚刺激も弱め。
ちなみにdogstarで使っているシャンプーはアミノ酸系(アニオン)と両性とノニオンです。
これを皮膚の状態や汚れ、シャンプー頻度によってわんこ1頭1頭変えて使用しています。
少しでも皮膚の状態がよくなるように。
痒がっている状態が収まることを目指しています。
さらにシャンプーだけでは落としきれない油汚れに対しては“クレンジングオイル”が有効です。これについてはまた別に書きますね~
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