皆さんもご存知のように、わんこも人間と同様に爪が伸びます。人間の爪とわんこの爪は何が違うのでしょう。
まずは形。見てわかるように人間の爪は幅が広く薄い形ですね。一方わんこの爪は太くてしっかりしています。
そして一番の違いは、わんこの爪の中には神経と血管が通っていることですね。
わんこの爪の色は黒と白っぽい子がいます。これはその子の色素の違いからくるものです。鼻の色も黒や少し茶色っぽい子がいるように、爪にもその子の色素が関係しているのです。爪や鼻以外でもリップ(唇)やパッド(肉球)、アイラインなどにも色素の違いが表れます。
爪が白っぽい子であれば血管を視認しながら爪を切る事ができます。では、爪が黒い子の場合だとどうでしょう?この場合は少しずつ、爪の断面を確認しながら切る事が必要になります。これ以上切ると出血してしまうのか、もしくは全然切り足りていないのか。これらを確認しながら爪を切る事が重要だと思います。
やはり人間と同様に爪は伸び続けます。とは言え、わんこの爪は真っすぐ伸びるのではなく、弧を描くように伸びていきます。爪切りを全くせずに放置していた場合、伸びた爪はパッド(肉球)に刺さります。痛いです。これは非常に痛そうに見えます。また歩く事も困難になり、ひどい場合は足の形が変形してしまうこともあるのです。
頻繁にアスファルトの上を散歩する場合、ある程度爪を削ることが出来ます。しかしこれで十分とは言えません。散歩で主に削れるのは後肢の爪だからなのです。
神経や血管が伸びてこないように、また歩行にも支障がでないようにするためには、やはり月に1度は爪を切るべきだと思います。
定期的な爪切りが健康管理の一端に繋がるのですね。
住所:千葉県柏市あけぼの2-10-1
TEL:070-4082-5656
営業時間:10:00~19:00
定休日:水曜